コロナ禍を契機に、家庭も職場や学校の環境も大きく変わってきました。
社会の情報化、デジタル化、IT化が飛躍的に進み、より便利に、よりスピーディーになりつつあります。
そのため、この間、職場や学校、生活の場でも、身体の使い方、気の使い方の質も大きく変わりました。
あらゆることが効率化され、スピードアップされていくほど、一人当たりの仕事の密度は濃くなり、無駄なことも少なくなったのですが、「無駄という隙(すき)や暇(ひま)、いい加減さ、曖昧さ」が失われたといえるでしょう。
無意味な時間が無くなって効率化が進むということは、常に休む暇なく、次々にいろいろな物事に緊張感をもって対するということでもあり、ボーッとしている暇がどんどんなくなっていくことになるわけです。
時間的にも内容的にも、「遊び」がどんどん失われてきました。
「遊び」や「隙」はリラックスするためには、必要不可欠なものなのですが。
余裕のない環境では気持の面でも緊張続きで、イライラしたり落ち込んだりもしやすくなります。
そしてそれがさらなる「疲れ」や「うつ」を生むという悪循環に陥る可能性を秘めています。
疲れや気分の停滞が慢性化しやすいということです。
疲れや気の滞りの慢性化は、過緊張による不安感や焦燥感、肩こり、首こり、頭痛、目まい、耳鳴り、難聴、不眠、動悸、腹痛、下痢、頑固な便秘、その他慢性的な痛みなどを引き起こします。
現代社会はほんとうに「息つくヒマ」がなくなりつつあります。いつも何か意味のあることをしていなければ、意味のある時間をすごさねばという「追われているような」空気に常につつまれている感じです。
「無心になる」「ボーっとする」「一息つく」という「無意味な時間」、心身がゆるむ時間が、いつの間にか失われてきた気がしませんか?
身体の外側の時間の流れからはずれ、鍼灸や推拿で内側の身体に意識を向けて、「ホッと一息」つきましょう。
神農堂薬局と鍼灸治療室は、兵庫県西宮市の甲子園球場の西、鳴尾町で、鍼灸・推拿・薬草を中心に、“純漢方・自然派療法”の治療を五十年にわたって行っています。
鍼灸や自然の薬草を使った治療法は、二千年以上も前から行われている方法です。
人と自然の命が共に生きる古代の智恵を、現代に生かすことによって、慢性化した疲れを取り、気を伸びやかにし、健康を実現することが出来ると考えています。
神農堂は、自然で、手から手への、アナログな、癒しと治療を行っております。
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神農堂ではソーシャルディスタンス(クライアントディスタンス)の確保と換気・空気清浄・消毒を心掛けておりますので、安心してご来院できます。
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